まつりと学び

雲が無ければ、富士山が良く見えて、

東海道新幹線の車両が颯爽と走り抜け、


”ドクターイエロー”(新幹線の検査車両)の撮影場所として有名な
富士川河川敷で、
「ふじかわ夏まつり」が毎年開催されます。

　今年のまつりが、7月30日(土)に開催されまして、
富士山は雲に隠れて残念ながら見えないものの、
見事な快晴。


　富士市商工会青年部では、金属のスペシャリスト
稲葉敬太さん(ケーアイ工業㈱)の
完全オリジナル調理器を携え、


模擬店外観も、渡邉和成さん・市川愛人さんの
看板作成師弟コンビでシャキシャキ作成。出店準備が進みます。


防犯ボランティア活動の一環で、防犯啓発グッズの配布も準備。



　夕方となり、いよいよまつり開始。
餃子、生ビール、ラムネ、アイスクリーム…
と、メニューを取り揃え、「さぁ～いらっしゃい！」
と臨むものの、はじめのうち、なかなかお客様が
青年部のお店に来店されない…。

出店事業者のレベルが年々高くなって、
競争が厳しくなっているという事も
あると思われますが、なぜ？

「やっぱ、何やってる店か分かりにくいんじゃねーか？」
と部員の皆さんで、模擬店の外観を改めて見てみると…

う～ん、メニューを看板に大きく書いている他のお店と比べて、
確かに何を出している店か分かりにくいかも。
富士市商工会青年部のアピールを疎かにできませんが、
商売の基本、まずお客様に自分の店が何を出しているか
知ってもらう事の大事さも、改めて確認されました。

　しかし、まつりが盛り上がり、花火大会の時間が近づくうちに
来場客が増え、おかげさまで餃子、生ビール、ラムネが
順調に売れていくようになりました。
あれ？用意したのは、
　餃子、生ビール、ラムネ、アイスクリーム
順調に売れているのは、
　餃子、生ビール、ラムネ
そうなんです、まつりなど夏季の屋外行事の会場では、
甘味ものだと食べ応えがある濃厚な乳製品より
あっさりしたもののほうが好まれるようなんです。

　こうして、痛い教訓を得ながらまつりが進み、

最後、ご来場の方々に振り込め詐欺防止のための
防犯グッズ配布を行い、防犯啓発。


　あ～これでこの夏も乗り切ったぁ、でも何よりまつりが
事故なく無事盛り上がって終了できたことが良かったです。
青年部のお店をはじめ、まつり会場に来場された皆様に
僭越ながら御礼申し上げます。
　併せて、ふじかわ夏まつりの準備や運営に尽力された皆様に
僭越ながら御礼申し上げます。

(文責　事務局加藤)