2013年09月25日
作って応援楽しく応援
何となく秋っぽくなり始めてきた今日この頃、ですが、
夏真っ盛りの出来事を報告します(←今さら
)。
そう、今年度のふじかわ夏まつりが8月3日(土)に開催され、
富士市商工会青年部の皆さんも、フルスロットル状態で
頑張りました
。
今回、青年部が掲げたテーマが、
「東北の食品を食べてもらって復興応援」
であり、今回、宮城県石巻市の「石巻焼きそば」を出品する事としました。
麺も、石巻茶色い焼きそばアカデミー認定の正規製麺業者より
仕入れたものを用意しました。
8月3日(土)夕方、いよいよまつり開始。

部員の皆さんも、まつりの運営に加わりながら、
青年部の出店準備を進めました。

(↑さくら台幼稚園の園児のみんなによる鼓笛隊演奏)


(↑石巻焼きそばと、宮城県石巻市の現状に関する紹介パネルを用意し
店の前に設置しました)
※…実は、石巻焼きそばの紹介パネルに、
今回麺使用を断念した製麺会社様の写真を
多く使用したため、パネルのアップ画像は控えます
。
まつりの企画が順調にスタートしましたが、
富士市商工会青年部の皆さん、今年度のまつりには、
緊張しながらの参加になりました。
緊張?何で?
そうなんです、今回、石巻焼きそばの出品に
初チャレンジするので、上手く調理できるか
不安がありました。
石巻焼きそばでは、目玉焼きがマストアイテムであるなど、
調理の際に注意すべき事項も増えます。
また、味の良さももちろんですが、作り手の調理作業と、
お客様の衛生面、両方の安全を保たなくてはなりません。
(とりわけ、ああいう事態を絶対に防がないといけないので…)
そして、値段をどうするか?
今回、焼きそばを出品する模擬店が複数あるため、
現場で様子を見て、価格を決めることにしました。
この時、部員の皆さんは特に意識していませんでしたが、
この価格を決める作業、マーケティングに於ける価格設定の
ちょっとした実習となっていました。
「麺一食分の仕入が○○○円で、目玉焼きも使うしなぁ~」
(→原価を基に価格を決めるのは、コスト志向型価格設定。
今回、材料にこだわったため、この地域で一般的な焼きそばに
比べると、材料費は高めになりました。
更に、調理の工数・時間が多くかかるとすれば、原則、調理費用の
労務費単価が増加する事になります(青年部活動なので、労務費は無し)。)
「でも、焼きそば出す店が沢山あるからなぁ~、あんま高く出来ねぇだろ~」
(→他店の価格を考慮しながら価格を決めるのは、競争志向型価格設定。)
「石巻焼きそばだから、他の焼きそばと違う!!!」
他店は、この地区では一般的な、富士宮風の焼きそばを
提供しますが、青年部では、石巻焼きそばを出品することを
前面に出してアピールする方針です。
(→顧客の需要状況を踏まえながら価格を決めるのは、需要志向型価格設定。
特に、石巻焼きそばを食べて、石巻市をはじめとする震災被災地を
応援する気持ちをちょっと乗せる、という事で、価値志向型価格設定
と言えると思われます。)
部員の皆さんでの協議の結果
「◇00円で行こう!!」
と、焼きそばとしては高めの価格を設定しました。
さて、担当委員長・渡邊功二朗さんが総合監督を務める中、
鉄板調理物のエース、大久保さん・宮脇さんが鉄板前でスタンバイし、
OB加賀美さんが限定現役復帰して合流し、
石巻焼きそばの調理を開始しました。

程なくして、石巻焼きそば調理本番の第1号が完成
。
皆してちょっと味見して「おぉ~、イける!!
」
心配されていた目玉焼きも、上手く調理できそうです。
(渡邉和成部長)「はいはい加藤さん、第1号の記念記念!!しっかり撮って~!」
しかし会場にはお客の皆様が続々来場。これは急がねばっっ。
(加藤)「分かりましたっ、撮りますぅぅ!!
」
(部長)「あ~っ加藤さん、この角度で撮ると顔切れる~
」
(加藤)「あっ、大丈夫です、切れてない切れてな~い
」

(↑しかし後で見直したら、あ゛ぁ~っっ、切れてた~っっっ
)
いよいよ慌ただしくなり、部員の皆さんの奥様方にも
急遽調理や販売に加わって頂きながら来客対応し、
事務局加藤も、もうヒィヒィ
。
(このため報告を中断しまして)ふと気が付くと…。

ふじかわ夏まつりのプログラムは最終盤に来てしまっており、
最大の目玉、花火のほうがクライマックスを迎えておりました
御蔭さまで、石巻焼きそばは完売し、多くの方に石巻焼きそばの
美味しさを届ける事が出来ました。
今年度の青年部出店では、ささやかながら(↓)打上会を行なえる程度の
純収入を得る事が出来、

残った収入の一部を、全国商工会青年部連合会の
災害復興支援事業・全国統一「100円玉募金」事業
に拠出させて頂きました。
このような訳で、今年度、富士市商工会青年部は
東日本大震災被災地の食品を出品する事で
まつり来場のお客様も、青年部も、楽しみながら復興応援しよう
というテーマを設定して、ふじかわ夏まつりに臨み、石巻焼きそばを
提供しました。
はっきり申し上げて、復興支援の取組としては非常に微力です。
しかし、少なくとも今回の出品を通じて、部員の皆さんが、
宮城県石巻市をはじめ震災被災地の復興を、以前にも増して強く
応援したくなった事は確かです。
富士市商工会青年部は、引き続き東日本大震災の被災地の復興を
自分達も楽しみながら応援し続けて行きますので、事務局加藤も
より良い応援の仕方を学んで参ります。御指導宜しくお願いします
。
(文責 事務局加藤)
夏真っ盛りの出来事を報告します(←今さら

そう、今年度のふじかわ夏まつりが8月3日(土)に開催され、
富士市商工会青年部の皆さんも、フルスロットル状態で
頑張りました

今回、青年部が掲げたテーマが、
「東北の食品を食べてもらって復興応援」
であり、今回、宮城県石巻市の「石巻焼きそば」を出品する事としました。
麺も、石巻茶色い焼きそばアカデミー認定の正規製麺業者より
仕入れたものを用意しました。
8月3日(土)夕方、いよいよまつり開始。

部員の皆さんも、まつりの運営に加わりながら、
青年部の出店準備を進めました。

(↑さくら台幼稚園の園児のみんなによる鼓笛隊演奏)
(↑石巻焼きそばと、宮城県石巻市の現状に関する紹介パネルを用意し
店の前に設置しました)
※…実は、石巻焼きそばの紹介パネルに、
今回麺使用を断念した製麺会社様の写真を
多く使用したため、パネルのアップ画像は控えます

まつりの企画が順調にスタートしましたが、
富士市商工会青年部の皆さん、今年度のまつりには、
緊張しながらの参加になりました。
緊張?何で?
そうなんです、今回、石巻焼きそばの出品に
初チャレンジするので、上手く調理できるか
不安がありました。
石巻焼きそばでは、目玉焼きがマストアイテムであるなど、
調理の際に注意すべき事項も増えます。
また、味の良さももちろんですが、作り手の調理作業と、
お客様の衛生面、両方の安全を保たなくてはなりません。
(とりわけ、ああいう事態を絶対に防がないといけないので…)
そして、値段をどうするか?
今回、焼きそばを出品する模擬店が複数あるため、
現場で様子を見て、価格を決めることにしました。
この時、部員の皆さんは特に意識していませんでしたが、
この価格を決める作業、マーケティングに於ける価格設定の
ちょっとした実習となっていました。
「麺一食分の仕入が○○○円で、目玉焼きも使うしなぁ~」
(→原価を基に価格を決めるのは、コスト志向型価格設定。
今回、材料にこだわったため、この地域で一般的な焼きそばに
比べると、材料費は高めになりました。
更に、調理の工数・時間が多くかかるとすれば、原則、調理費用の
労務費単価が増加する事になります(青年部活動なので、労務費は無し)。)
「でも、焼きそば出す店が沢山あるからなぁ~、あんま高く出来ねぇだろ~」
(→他店の価格を考慮しながら価格を決めるのは、競争志向型価格設定。)
「石巻焼きそばだから、他の焼きそばと違う!!!」
他店は、この地区では一般的な、富士宮風の焼きそばを
提供しますが、青年部では、石巻焼きそばを出品することを
前面に出してアピールする方針です。
(→顧客の需要状況を踏まえながら価格を決めるのは、需要志向型価格設定。
特に、石巻焼きそばを食べて、石巻市をはじめとする震災被災地を
応援する気持ちをちょっと乗せる、という事で、価値志向型価格設定
と言えると思われます。)
部員の皆さんでの協議の結果
「◇00円で行こう!!」
と、焼きそばとしては高めの価格を設定しました。
さて、担当委員長・渡邊功二朗さんが総合監督を務める中、
鉄板調理物のエース、大久保さん・宮脇さんが鉄板前でスタンバイし、
OB加賀美さんが限定現役復帰して合流し、
石巻焼きそばの調理を開始しました。

程なくして、石巻焼きそば調理本番の第1号が完成

皆してちょっと味見して「おぉ~、イける!!

心配されていた目玉焼きも、上手く調理できそうです。
(渡邉和成部長)「はいはい加藤さん、第1号の記念記念!!しっかり撮って~!」
しかし会場にはお客の皆様が続々来場。これは急がねばっっ。
(加藤)「分かりましたっ、撮りますぅぅ!!


(部長)「あ~っ加藤さん、この角度で撮ると顔切れる~

(加藤)「あっ、大丈夫です、切れてない切れてな~い

(↑しかし後で見直したら、あ゛ぁ~っっ、切れてた~っっっ

いよいよ慌ただしくなり、部員の皆さんの奥様方にも
急遽調理や販売に加わって頂きながら来客対応し、
事務局加藤も、もうヒィヒィ


(このため報告を中断しまして)ふと気が付くと…。

ふじかわ夏まつりのプログラムは最終盤に来てしまっており、
最大の目玉、花火のほうがクライマックスを迎えておりました

御蔭さまで、石巻焼きそばは完売し、多くの方に石巻焼きそばの
美味しさを届ける事が出来ました。
今年度の青年部出店では、ささやかながら(↓)打上会を行なえる程度の
純収入を得る事が出来、

残った収入の一部を、全国商工会青年部連合会の
災害復興支援事業・全国統一「100円玉募金」事業
に拠出させて頂きました。
このような訳で、今年度、富士市商工会青年部は
東日本大震災被災地の食品を出品する事で
まつり来場のお客様も、青年部も、楽しみながら復興応援しよう
というテーマを設定して、ふじかわ夏まつりに臨み、石巻焼きそばを
提供しました。
はっきり申し上げて、復興支援の取組としては非常に微力です。
しかし、少なくとも今回の出品を通じて、部員の皆さんが、
宮城県石巻市をはじめ震災被災地の復興を、以前にも増して強く
応援したくなった事は確かです。
富士市商工会青年部は、引き続き東日本大震災の被災地の復興を
自分達も楽しみながら応援し続けて行きますので、事務局加藤も
より良い応援の仕方を学んで参ります。御指導宜しくお願いします

(文責 事務局加藤)
Posted by 富士市商工会 at
19:45
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