変わるもの、変わらないもの

時代は、平成から令和へ。
富士市商工会青年部では、平成31年4月20日、
本年度の青年部通常総会を富士川事務所で開催しました。

　本年度2019年度の青年部通常総会は、
平成30年度の青年部事業を報告し、
平成31年度つまり5月1日の新天皇即位後
改元により令和元年度と呼称されることになる
本年度の青年部事業計画を決定する、2つの時代に架かる
ものとなりました。

　富士警察署から地域防犯の担当部署より
担当課長様に、富士市商工会の本会より
渡邊英樹会長にご出席頂き、本年度の通常総会を開会。
望月真一部長の開会挨拶により、平成最後の青年部通常総会が始まり、


富士警察署の地域防犯担当課長様より、
「アポ電強盗」など犯罪の形態が複雑化していく中
地域住民との協力を強化して犯罪抑止を図ることが
重要な課題となっており、
青年部の防犯ボランティア活動に期待する旨、
ご祝辞を賜りました。


続いて、富士市商工会本会の渡邊英樹会長より、
小規模企業の廃業、事業所数減少が続く中、
小規模企業振興基本法、小規模支援法の施行を受け、
商工会が地元小規模企業の経営発達を支援するために
果たすべき役割が拡がり、商工会事業の推進力として
青年部の役割が重要になっている旨で、
青年部に対する激励の言葉を頂きました。


議事が進み、本年度も経営者資質向上、地域貢献の取組を中心に
青年部事業に励むことを決定し、
今回の総会で現役員の任期(2年)が満了になるため、
役員改選が行われ、


内海太一新部長が就任となりました。
さっそく、内海新部長が、
「部長として皆さんの期待に応えられるようがんばって参りますので、よろしくお願いします。」
と力強く就任挨拶。

部長退任となる望月真一部長には、部長として一つ大事な仕事が残っており、
「矢崎さん、前へお願いします」
そう、今回の総会で卒業になる矢崎和宏さんの卒業祝い。
(※…商工会青年部は、45歳になる年度で(実際には45歳になった年度終了後の総会で)卒業)
矢崎さんには、平成27・28年度の部長として、併せて
静岡県商工会青年部連合会の平成23・24年度副会長として、青年部事業の推進のため、非常に多くのご尽力を頂きました。

矢崎さんから、
「僕は商工会で、そして青年部でいろんなことを学びました。
　『とにかくやってみる』ことの大事さを学べたことが、
　会社の経営で新しい事に取り組むときにとても役に立ちました。」
と、卒業の挨拶を頂き、望月真一部長から矢崎さんに
卒業祝品を贈呈。

その卒業祝品、総会の時は目録をお渡しするだけに
なってしまいましたが、

後日、矢崎さんに天野園芸㈱育成の立派なサクランボの苗木をお渡しできました。




総会の本会議終了後は、味処平和さんのリニューアルが完成してクールになった店内で
懇親会を行い、一連の予定が無事終了。

内海新部長、改めて今後ともよろしくお願いします。
望月(真)前部長、部長としてご尽力誠にありがとうございました。引き続き青年部でよろしくお願いします。
矢崎さん、これまで青年部を熱い情熱で力強く牽引して下さり、
誠にありがとうございました。今後はOBとして青年部(と事務局)に対し
熱くご指導よろしくお願いいたします。

いよいよ平成から令和へ。
時代が変わり、卒業があり、樹木は育っていき、
でも若手経営者・若手後継者が楽しみながらも
しっかり経営者資質向上と地域貢献に取り組むことは変わらず、
青年部事業を行って参ります。
本年度も、富士市商工会青年部に対しまして、ご指導のほど
よろしくお願いいたします。

(文責　事務局加藤)