青年部で日々新た

富士市商工会

2021年06月30日 17:00

さて、前回の報告では、

・富士駿東地区商工会連絡協議会青年部会(地区連青年部)
 の事業が2年ぶりに行われる

・主張発表地区連予選も行われる

・一条幸弘さんがプレッシャーを感じている

というところまで報告しました。
つまり、一条さんが今年度の主張発表会で
発表者となることになりました。

そこで、発表練習を繰り返し、
「発表のペースはこのペースで良いと思います」
「実際に青年部の活動で出来たことをもっと入れましょう」
と部員の皆さんで発表内容のブラッシュアップを相談し、
本番に備えました。


6月9日(水)、富士駿東地区商工会連絡協議会青年部会の
主張発表会の本番。青年部主張発表会は、
・地区予選(富士駿東地区)
・県大会(静岡県)
・ブロック大会(関東ブロック)
そして全国大会まで続く壮大な大会ですが、
正直、事務局加藤には、県大会が非常に上位な大会
なので、さらにその上の大会のことは、全然考える気にならず…。

今年度の発表会開催担当は裾野市商工会青年部
裾野市商工会館で、しっかり新型コロナウイルス感染防止が図られ、
手指消毒、窓を全開、席の間隔を最大限、そして…

「今回、発表者の方も、発表中はマスクをお願いします」

壇上にはアクリルボードが設置されていたものの、
やはり感染防止にはマスクが欠かせません。
しかし…
「えっ?マスクしながら?」
発表者にとっては、マスク着用状態での発表が難しいことも確か。
そこで一条さん、元々の緊張プラス、更に動揺がプラスになりました。

富士駿東地区連青年部会・山田貴紀部会長のご挨拶

静岡県商工会青年部連合会(県青連)・大石康人会長のご挨拶

に続き、いよいよ、主張発表地区予選が開始。

発表順はくじ引きで決められ、
1番、清水町青年部、佐藤亮さん。


2番、小山町青年部、北田紀憲さん。


3番、沼津市青年部、池田和彦さん。


4番、裾野市青年部、高田一真さん。


ここまでの皆さん、どなたも青年部活動を通じて
自身が成長したことを丁寧に報告されましたが、
裾野市・高田さんが、青年部活動での自身の失敗も
敢えて振り返りそれを糧にしたという内容で
若干リードの雰囲気。

そして、5番目、一条さんの発表。

テーマは「不透明な時代だからこそ…日々新た」

「好スタートを切ったかのように見えた私の青年部活動は
決して順風満帆ではありませんでした」


一条さんの発表内容は、一青年部員として受け身の姿勢であったことを
振り返り、他人事から自分事に置き換えて
防犯ボランティア活動をはじめ青年部活動に
取り組んでいくことを表明したものでした。
これは、一条さんが代表取締役を務める、
株式会社日新製作所の会社設立の理念
「日々新たな気持ちで」
の実践でもあります。

「我が社も青年部も、新型コロナウイルスの影響を受け、
 本当に大変な思いをしていますが、
 社名に込められた思いと同じく
 日々新たな気持ちで、
 昨日よりも今日、
 今日よりも明日、そして
 今年よりも来年が良いと言えるよう
 これからも着実に一歩一歩進んでいきます。」


発声量、身振りにはあの時の特訓の成果が活かされ、
「これはもしかしたら優勝かも」
と思える上々の出来
(富士市青年部の視点でですが)
で、一条さん発表終了。

6番、御殿場市青年部、飯田昴寛さん。


7番、長泉町青年部、露木陽介さん。


それぞれ、青年部の仲間、地域の人々とのつながりを
支えに、一人ではできなかったことに取り組んでいった状況について
内容の充実した発表が行われました。

これで全7名の発表が終了し、結果発表。
2位(優秀賞)が、裾野市の高田さん。そして優勝(最優秀賞)は…
「富士市商工会青年部 一条幸弘さん‼」
おぉぉぉぉぉー、優勝ー
厳しい競争でしたが、見事県大会出場決定になりました。

審査委員長の裾野市商工会・土屋浩三副会長(県青連会長経験、青年部OB)
より、講評で、一条さんの発表内容について、青年部活動で
防犯ボランティア活動など悩みながら取り組んでいったことを
力強く発表したことをご評価いただきました。
土屋副会長、ご審査ご指導ありがとうございました。

最後、地区連の青年部員さんでまとまって
一条さんの県大会出場を応援。



事務局加藤は、県大会以上の大会について
全然分からず、増して、優勝するために必要な準備なんて
さっぱり分からず…。
しかし一条さんはじめ、青年部の皆さん、気持ちはもう
県大会に切り替わっています。

主張発表静岡県大会は7月12日(月)に開催予定です。
次は県大会、果たしてどのような結果が待っているか、
とにかく本番に向けて一条さんと部員の皆さんの準備が進みます。

(文責 事務局加藤)