今そこにあるリアル(3)

富士市商工会

2016年11月29日 14:51

(前の記事はこちら)

11月19日(土)視察研修1日目、富士市商工会青年部の皆さんは、
無事、今晩の旅館に到着。
お世話になったのは、天草下田温泉・望洋閣さん。

 夕食までは元気でしたが、

やはりこれ程の大旅行、夜は早めのお休みとなりました。

 翌11月20日(日)朝、皆さんは早めの出発。

地震の被災地を出来る限り丁寧に視察したいという事と、
天草市で「第11回天草マラソン大会」が同日行われ、
交通規制が予定されていたからです。

 このため、せっかくの天草諸島訪問も、ゆっくり周遊する事は出来ず。

(それでも、途中、天草松島で休憩をとり、
 天草諸島を眺めることが出来ました)

 幸い、復路は順調に移動することが出来、向かったのが
熊本地震で特に大きな被害を受けた、益城町
 益城町では、依然、多くの倒壊家屋が
地震発生時のまま残り、災害復旧支援車両が多く行き交い、
元の生活を取り戻すまでの道のりが
非常に険しい事を見せつけられました。
(画像に、個人の御宅が写っているため、画像を加工しております。)




益城町で、地震による直接の被害で亡くなられた方が多数、
更に避難生活中に亡くなられた方もおられるとの事で、
テレビの全国ニュースで熊本地震について
放送される事が少なくなる中、そこには
目を背けてはいけない現実がありました。
 熊本地震で亡くなられた方々のご冥福を
祈念申し上げますと共に、地震被害からの
一刻も早い復興を祈念申し上げます。

 再び熊本市街に戻り、熊本城の被災状況を視察。

ガイドの方に、熊本城の現状について教えて頂きました。
 前日19日は、遠くから眺めるだけだった熊本城の被災状況。
近くで見ると、地震が与えた被害がいかに大きかったかが
分かりました。




 このように、今も険しい道のりの途上である、
熊本地震の復興に向けた状況。
 事務局加藤も、随行をサボった分際ながら、
部員さん達から頂いた画像を拝見し、その被害の大きさを
改めて知りました。

 くまモンとの別れを惜しみながら帰路につき、

帰路はやっぱり修学旅行のノリで盛り上がり、

11月20日(日)夜、無事に富士川駅に到着。お疲れさまでした。


 いや~、事務局加藤、
そのまんま東このまんま中州で遊んでこ~ぜ~♪」
とか言う事で、途中で視察研修中断になったりしないか
不安でしたが、いやいやなかなか、非常に充実した
良い視察研修が行われました。

 部員の皆さん、熊本地震の被災地を直に視察し、
以前の視察で拝見した東日本大震災の被災地・
福島県の事を思い出しながら、
被災地の方々を応援する気持ちを新たにしました。
そして、自分たちが事業を営む自分たちの地元で、
これから起きるかもしれない事態にしっかり備え、
地元を担っていくんだという気持ちを
新たにしました。
(福島県視察の記事はこちらこちら)

 以上、事務局加藤の、行ってないけど行った気分報告、
お粗末でございましたが、ご覧ありがとうございました。

(文責 事務局加藤)