もう一度原点

富士市商工会

2016年06月16日 15:17

事務局加藤、6月より富士市商工会青年部の事務に復帰いたしました。
皆様、改めて富士市商工会青年部につきまして、ご指導宜しくお願いいたします。

(この場をお借りし事務局加藤、芝川商工会への2年間の出向期間
 芝川商工会の役員・会員、職員の皆様より多大なるご厚情を
 賜ったことに、厚く御礼申し上げます。)


 さて、毎年恒例の青年部主張発表会。
 静岡県代表の主張発表者を選抜するため、静岡県内5地区で
予備選考が行われます。
 静岡県東部の富士駿東地区(富士山周辺の地区)では、
6月15日(水)に地区主張発表大会を清水町地域交流センターで行い、
熾烈な地区代表争いが繰り広げられました。

 今年度平成28年度、富士市商工会青年部からは、
尾崎幹雄副部長が出場。以前、
「俺、絶対、絶対やりません!!!」
と主張発表に畏怖の念を持っていた尾崎さんでしたが、
発表当日の尾崎さんは、意を決し堂々と登壇。
尾崎さんの順番は2番目。

 
 尾崎さんはまず、青年部入部を決めた経緯から
説明を始め、父君から事業
(有限会社尾崎商店。木製のパレットやパネルを製造)
を継ぐため、経営について学ぼうと
青年部入部を決めた所まで話しました。
 すると、尾崎さん入部当時(平成24年)の部長Mさん
(名前を伏せます)から、 

お■ーちゃんがいる店は好きか?俺大好きなんだよ~♪」

と、尾崎さん入部の当初、経営についてでは無い事の学習
を勧めていた経緯が明らかに!!

※…Mさんは、普段は真面目に仕事に励む、和菓子店N岳堂
3代目J Soul若旦那です。


それに対し尾崎さん、

「自分は、経営の勉強をするために青年部に入りました!」

と力強く表明!!
 もちろん、青年部では、共に事業に励む仲間との交流や、
地域貢献など、大事なことは沢山あり、尾崎さんも主張発表中、
それらの重要性にしっかり触れました。
 そのような発表の中でも尾崎さんは、自分自身で青年部の
研修企画を担当した事、経営計画作成の仕方を学び
自社の状況を見つめ直した事などを重点的に取り上げ、
将来事業を承継するために、経営について学んでいる事を
述べました。

この主張発表の最中にも、改めて、

「もう一度言います!私は経営の勉強をするために商工会青年部に入りました!!!」

と力強く再表明!!

おーっ、決まったー!!


 しかし、他の発表者の方々も強者揃い、やはり優勝は険しかった…。
今年度は清水町商工会の発表者(小長谷貴央さん)が最優秀賞&県大会出場。

という事でノーサイド。最後は、富士駿東地区の商工会青年部で結集して
地区代表・小長谷さんを応援。


 今回は、尾崎さん惜しくも優勝ならずでしたが、
発表を終えた尾崎さん、安堵しながらも
発表前よりも逞しくなっていました。


 いや~っ、事務局加藤も2年ぶりの青年部事務担当復帰で、
尾崎さんの再宣言を聞いたら、改めてもう一度、若手経営者・後継者の
皆さんの成長をしっかりサポートするんだという原点を思い出して
職務を頑張っていこうと、気持ちを新たにした次第であります。

 という訳で、富士市商工会青年部につきまして、改めて宜しくお願い致します。

(文責 事務局加藤)