富士駿東地区商工会連絡協議会(地区連)の青年部会では、
6月7日(金)に、
・青年部長会議
・商工会青年部 全国統一事業「“絆”感謝運動」清掃活動
・富士駿東地区青年部主張発表会
の3活動を行ない、富士市商工会青年部も
富士駿東地区の一員として参加しました。
まず、青年部長会議。
今年度・次年度の地区連青年部会幹事を芝川商工会青年部さんに
お願いし、佐野裕康 部会長の議事進行により、会議が行なわれました。
今回は、静岡県商工会青年部連合会(県青連)・山本 功 会長に
ご臨席いただきました。
部長会議で、若手後継者・経営者として青年部員が
資質向上に励む事と、県青連・地区連・各商工会青年部との
連携を向上させ、より良い活動を行なっていく事が
確認されました。
続いて、「“絆”感謝運動」清掃活動。
この事業は、「商工会の日(6月10日)」を記念した事業ですが、
東日本大震災等の災害発生を受けて、それぞれの地元で生きる
商工会青年部員同士がつながりを強める事が重要であると
認識されるようになり、改めて「“絆”」を確かめるため
昨年度より実施されるようになりました。
今回、富士駿東地区では、地区の青年部が集まるこの日に、
まとまって清掃活動を行なう事になりました。
部長会議終了後、各青年部の皆さん一斉に
部長会議・主張発表会会場の沼津市原地区センター周辺で
清掃活動を行ないました。
そして、いよいよ主張発表会。
(佐野裕康部会長の開会挨拶)
富士駿東地区の最優秀発表者が、県下5地区の代表で競う
県大会に出場します。
今年度の富士市商工会青年部の発表者ですが、
副部長の
矢崎和宏さん。青年部の部内では、
「じゃ、今年の発表は矢崎君でっ」
「うん、いいよぉ~」
と、あっさり決め、あっさり本番を迎えました。
しかし矢崎さんは、
昨期まで県青連副会長、地区連青年部会長を務め、
そのプレゼンテーション力が高く評価されてきました。
「え~、発表で出るの~?」
「そんな人がどうして???」
矢崎さんの名前が載った主張発表者名簿が参加者に配られてから、
「今年はウチが優勝!!」と気合を入れていた他の青年部の方々から
囁きが聞こえるようになり、会場の雰囲気が何となく、
どんより~な感じになりました。
もちろん、他の発表者の方々も、練習を重ねて本番に臨んだ強者ぞろい。
矢崎さんも、発表内容を練りに練って本番に臨みました。
(富士駿東地区の各発表者
左より勝又淳さん(裾野市)、立道慎司さん(小山町)、
城内雅哉さん(沼津市)、矢崎さん、深澤慎哉さん(長泉町)、
村野文政さん(芝川)、山之内祐次さん(清水町)、岩崎光信さん(御殿場市))
矢崎さんの発表内容は
「ここでこれ使う~!?」的な濃縮度だったかも…。
と、言いますのも、主張発表の内容が、富士市商工会青年部で
取り組んでいる
「現役世代の防犯ボランティア」
活動と、県青連策定の
「青年部のあるべき姿」
を、密接に関連付けて論じたものだからでした。
事務局加藤が強引にまとめると、
・青年部で防犯ボランティア活動を始めてみた事が、
地域に信頼される経営者、すなわち
「信頼される『地域の顔』」
となる事を目指す「青年部のあるべき姿」実現に、
効果を発揮し始めている
という内容です。
県青連「青年部のあるべき姿」策定の中心的役割を
担ってきた矢崎さんが、自らの言葉で防犯ボランティア活動という
実例を用いて説明する訳ですから、説得力が増します。
審査員の皆様による審査の結果、矢崎さん県大会出場決定。
次点に、御殿場市の岩崎さん。
一部の方々から、今回の矢崎さんの出場について
「これって甲子園にメジャーリーガーが出るようなもんじゃない?」
とお叱りを頂きましたが、いやいや、各青年部代表の発表者の皆様の発表、
青年部で身につけた事を、個性を発揮しながらしっかり発表され、
事務局加藤が申し上げるのも僭越ですが、
どれも素晴らしいものでした。
という訳で、商工会青年部主張発表静岡県大会に、
富士駿東地区から矢崎和宏さんが出場しますので
宜しくお願いします。
(文責 事務局加藤)