自分が変わったところ

富士市商工会

2021年07月30日 17:00

いよいよ青年部主張発表大会の静岡県大会(7月12日(月))が迫り、
富士駿東地区の代表となった一条幸弘さん
発表原稿の見直し、修正、練習を繰り返しました。
発表内容の修正や発表練習は、
現役部員は勿論、OBも積極的にサポートし、
県青連(静岡県商工会青年部連合会)役員経験もあるOB大久保さんからは
審査員の評価観点についても貴重なアドバイスを
受けました。
(大久保さんはじめOBの皆さん、ご指導ありがとうございました。)


そうやって迎えた7月12日(月)主張発表県大会当日。
会場(静岡県男女共同参画センターあざれあ(静岡市))に入ると、
当然ながら、席数制限をはじめ感染防止のための取組が行われており、
コロナ感染拡大前とは異なる緊張した雰囲気がありました。


そんな緊張の中、一条さんはじめ発表者は開会前に
リハーサルを行い、開会に備えました。


いよいよ主張発表大会(が行われる県青連前期大会)が開会となり、
県青連・大石会長の挨拶が行われた後、

静岡県内5地区の代表による主張発表が始まりました。

1番は伊豆地区代表、井川弘二郎さん(伊豆の国市商工会青年部)。
テーマは「青年部活動と地域の担い手育成『伊豆の国市の未来につなげ 思いのリレー』」

「地域の担い手育成事業」で地元中学生向けキャリア教育を行ったことについて発表が行われました。

2番は中東遠地区代表、塩見康平さん(御前崎市商工会青年部)。
テーマは「私が地域のためにできること~想いをつなげるビジネスプラン~」

地域の子育て世代のよりどころとなる子供用品専門店づくりに
青年部員の協力を受けながら取り組んでいることについて
発表が行われました。

3番、いよいよ、いよいよ、富士駿東地区代表として
富士市商工会青年部・一条幸弘さんの発表‼‼
テーマは地区予選から更に修正し、
「自分が変わらなければ何も変わらない」

富士駿東地区青年部の皆さんにご協力いただき作成された応援DVDが流れ、発表開始。


「俺、これからどうすればいいんだよ‼」
一条さんの発表は、地区予選のときよりも
更に自分の内面を見つめ直す内容に練り上げられました。
父君(=一条さんの会社の前社長で現会長)
の健康状態が一時悪化し(現在はお元気です)、
代表取締役になったばかりの一条さんが
青年部活動に参加する精神的余裕を無くしたこと、
そんな中、青年部活動に受け身の姿勢で参加していたことに
気がつき、積極性を高めることを意識して青年部活動に
参加するようになったことなど、率直に話しました。
発表の出来は、地区予選や、これまでの練習と比べて
(事務局加藤から見てですが)最高の出来でした。

4番は中部地区代表、原 藤晃さん(静岡市清水商工会)
テーマは「地元のチカラになりたい~青年部員として新たな役割へチャレンジ~」

地元由比を元気にしたいという想いから、
青年部で積極的に地域行事の盛り上げを先導し、
地元産品の流通活性化も担うようになったことについて
発表が行われました。

5番は西遠地区代表、平野明史さん(浜北商工会)
テーマは「魅力あふれる青年部~切磋琢磨できる仲間の存在~」

青年部で活発に経営知識の勉強会を行っており、その成果が
小規模事業者持続化補助金を活用した新規顧客開拓取組に
活かさせるなど挙がっており、コロナ禍の中でも部員同士で助け合い
成長できていることについて、発表が行われました。


以上、全5名の発表終了。最優秀賞になると、
関東ブロック商工会青年部連絡協議会大会の主張発表会(9月15日(水))に
出場します。
今年度は、昨年度に静岡県で予定されていた関東ブロック大会が
コロナの影響で今年度に延期され、今年改めて静岡県で開催されることになった、まさに地元開催。

いやぁー、皆さん発表が素晴らしかった。
事務局加藤は、今年度の発表のレベルが非常に高かったと感じました。
一条さんの優勝を期待したいものの、これでは厳しいかも。

主張発表の審査中、プログラムではSDGs実現に向けた企業の社会貢献に関する研修、
関東ブロック商工会青年部連絡協議会の令和3年度静岡県大会のPR
が行われました。

審査が終わり、いよいよ結果発表。

・最優秀賞(静岡県商工会連合会長賞)は、
 塩見康平さん(中東遠地区代表、御前崎市商工会)。

・優秀賞(静岡県商工会青年部連合会長賞)は、
 井川弘二郎さん(伊豆地区代表、伊豆の国市商工会)

・優良賞(静岡県商工会青年部連合会長賞)は、
 平野明史さん(西遠地区代表、浜北商工会)
 
・奨励賞(静岡県商工会青年部連合会長賞)
 原 藤晃さん(中部地区代表、静岡市清水商工会)
 一条幸弘さん(富士駿東地区代表、富士市商工会)

一条さん、残念ながら奨励賞でした。

(左から、一条さん、平野さん、塩見さん、井川さん、原さん)

県大会はさすがにレベルが高く、
更に今回は例年と比べても特にレベルが高かったと思われました。
そんな中、一条さんが主張発表参加の機会を通じて
受動的であった自分を振り返り、より良い発表を行おうと
積極的に主張発表準備に取り組んだので、
そこは、一条さんの主張発表テーマに合わせれば、
「自分が変わったところ」
と言える、収穫であったと思われます。

そんな訳で、一条幸弘さんの主張発表チャレンジは
終了となりましたが、富士駿東地区の青年部の皆様をはじめ、
一条さんの主張発表チャレンジを応援してくれた皆様、
誠にありがとうございました。
そして、
塩見康平さん、最優秀賞おめでとうございます。
関東ブロック主張発表大会でのご活躍を応援します


(文責 事務局加藤)